裏技 [オーディオ]
私は普段、LUXKITの真空管パワーアンプA3500にJBL4312Dを繋いで主にジャズを聴いています。4312Dは一本しかありません。したがって右チャンネルに繋いでモノラルで聞いています。お金が出来たらもう一本4312Dを買ってステレオにするつもりだったのですが、カートリッジもDENONのモノラルカートリッジDL-102なのでこれで良いかとそのままになっています。
一時、古くから愛用しているスピーカー、スキャンダイナA25MKⅡをこのアンプで鳴らしてみたいと言う欲求が起こり、セレクターを導入してみたことがありました。結果、確かに使いかっては便利になったのですが、肝心の真空管の音が、艶のない味気ない音になってしまったのでやめました。
以来、浮気はせずにA3500+4312D一本で突っ走っていたのですが、あるときどこかで真空菅アンプにスピーカーをつなぐとき、片チャンネルだけつないでいると故障の原因になると書かれた記事を見ました。
まさしくわがA3500がその状態です。慌てて、空いているLチャンネルに古い不要スピーカーをとりあえず繋ぎました。そのままでは左右違った音が出てしまうので、コントロールアンプのバランスつまみを右に絞ってJBLだけで聞くようにしました。
その時思いついたんです。使わないLチャンネルに不要スピーカーを繋ぐくらいなら、そこにスキャンダイナを繋いでみたらどうだろうかと。どちらも一本ずつでモノラルになりますが、バランスつまみでRとLを切り替えることで使い分けが出来るのではないかと。
さっそく実行してみました。4312Dはそのままです。Lチャンネルに繋いだスキャンダイナで聞くときは、コントロールアンプC-6のバランスつまみを左いっぱいに絞ります。
ダイレクトにA3500からスキャンダイナにつながって、古いクラシックの曲がなんとも言えない味わいのある音で聞こえてきました。昔、Hさんのところで聞いた懐かしい音です。太くて少し帯域が狭いけれど暖かで艶のある音です。
これで、セレクターを使わなくても二つの個性の違うスピーカーを一つのパワーアンプに繋いで切り替えて聞くことが出来るようになりました。こんな使い方はまともなオーディオ道では邪道なのでしょうが、お金がない中での苦肉のアイデアと自分では満足しています。しかし機械的、電気的には良くないのかもしれませんね。
こんにちは
niceは主人から・・・です。
真空菅アンプ、JBLスピーカーに異常に反応しています。
こよなく愛するJBLは知人からお古を頂いて、自己流に改造・・・
「お金がない中での苦肉のアイデア」は主人も同じです(笑
by kasumi (2009-01-24 08:17)
まさにものづくり精神ですね。
by mwainfo (2009-01-24 14:00)
kasumi さんへ
真空管アンプ、JBLに反応していただいて有難う御座います。
仲間がいて心強いです。
お金がないは額面どおり受け取れませんが
何事も工夫することは楽しいですね
by 空兵s (2009-01-24 21:36)
mwainfoさんへ
実は旅先の旅館のネットからアップしています。
四国、道後温泉からのコメントになります。
by 空兵s (2009-01-24 21:41)
今晩は、プリウスです。
A3500、異常が無くてなによりです、接続はダミー抵抗でもOKですよ。
(10W 8Ω のホーロー抵抗など)
オーディオに「王道」はないので自己流でも楽しければオーディオ道です。
古いクラシックをスキャンダナモノラル、ゆったりした時間ですね。
by プリウス (2009-01-24 21:55)
なんとそんな使い方があったんですね。
真空管は部屋を暗くしたときにほのかな温かみのある光を見ているだけで癒してくれますよね。
by kotarobs (2009-01-25 00:07)
おはようございます。。。
どうしても1本のみしか入手出来なかった
フルレンジドライバーが数個
左右異なるユニットで楽しんでおります。
ステレオシステムへの過渡期
先人達が 楽しまれた様に
かつて アンプのモード切り替えは多様でしたね。
安価なモデルにも
L R STEREO L+R REVERSEのモードが
普通に装備されていましたが 現在は?
オーディオ遊びの世界が このモードで広がります。
左右能率の異なる場合はバランスで調整
異なる音色のユニットで楽しむステレオ
とても味わいがあり 魅了されますよ。
by yayoishibainu (2009-01-25 08:55)
プリウスさん今晩は
実は最近、無音時にA3500から唸り音が聞こえるようになって来ました。
トランスでしょうか。
このせいかどうかはわかりません。
故障の兆候でなければ良いがと思っています。
by 空兵ーS (2009-01-25 21:09)
kotarobsさんこんばんは
真空菅アンプは、温かみのある光とともに、音色にも独特の温かみと艶のようなものを感じます。
by 空兵ーS (2009-01-25 21:13)
yayoishibainuさんこんばんは
LUXのL-504はセレクターつまみのメニューがたくさんあって便利でしたね。STEREO、REVERSE、MONO A+B、A、Bのように。
故障してしまっていて今使えないのが残念です。
昔はともすれば一定方向に向きがちだったオーディオの世界
今では人それぞれ、いろいろな楽しみ方があって、
より深みと広がりを持ってきたようですね。
by 空兵ーS (2009-01-25 21:25)
今晩は、プリウスです。
「唸り」気になりますが、拙い知識で何とアドバイスしたら良いか・・。
会社の方で真空管アンプに詳しい方に聞いて見ました。
A3500のコンディションを心配されており、真空官の劣化などにより
動作条件がずれているのではとの事です。
A3500はプシュプル(PP)のAB級動作で信号があれば消費電流も
上がり無信号だとあまり上がらない。この変化で無信号の時
「唸り」となっているのでは?
やはりメンテナンスを進められました。
半固定VR6個とカップリングコンデンサ6個を交換して、
バイアスの再調整すればかなり蘇るはずでそうです。
動作がずれたままだと真空管の劣化が進み、最悪OUT PUT トランスの
断線に繋がることになるのでご注意下さい。
出来るだけ早く詳しい方に見てもらうことが重要だと思います。
by プリウス (2009-01-26 18:39)
プリウスさん
「唸り」はやはり故障の予兆ようですね。
当方、電気のことはまったくの不案内、
A3500はもちろん中古で購入したものなので
いずれきちんとメンテナンスしないといけないと思っておりました。
A3500の場合は、真空管よりトランスの替えがあまり無いそうなので
大事に至る前に手を打ちたいと思います。
貴重なアドバイスありがとうございました。
by 空兵ーS (2009-01-26 21:15)
味のある使い方ですね。
発想の素晴らしさに感心してしまいます。
僕は、LuxのD-7、C-7i、M-7iを使用しています。アンプは石ですが、Luxらしい低音に若干ふくらみのある、奥行きの深い音を奏でてくれます。また、外観が曲線でまとめられているところが、今のLuxにはない味があると思います。
Luxとアキュで悩んだのですが、味わいのある個性的な音と外観からLuxを選びました。ピアノの音が命です。
by イチロ (2009-02-03 22:09)
イチロさん
こんばんは
お金のないところから出た苦肉の策でした。
LUXは雰囲気のあるオーディオメーカーですね。
オーディオ機器に取っては大事なことだと思います。
壊れてしまっているL-504もあのダイヤルやスイッチの感触が
ほかの機器では味わえないものに思え、いずれ直したいなと思っています。
by 空兵ーS (2009-02-03 23:11)