1月末 [音楽(ジャズ)]
冬にしては、雨の日が続いて暖かいと思っていたら、ここ数日は外にいると痛いくらいの寒さです。関東地方は積雪があったそうですが、こちら山は白くなりましたが平地は雪が舞った程度で済みました。
今年の冬は暖かいのでしょうか、それとも寒いのでしょうか。当地の積雪の回数や量からすると、暖冬に感じるのですがどうなんでしょうか。
暖冬ではないかと思っているもう一つの理由は、今年冬鳥をあまり見かけないことです。去年、思いがけなく見つけたルリビタキ、今年は同じ所に行ってもまだ一度も会えません。変わりにいたのはモズと、ホオジロの番いだけでした。
ルリビタキだけではありません。去年は、ジョウビタキやウソも見かけましたが、今年はまだ見ていません。とくにジョウビタキなど、家の裏までやってくることがあるのですが、それが毎年ではなくて数年おき、ウソも毎年ではありません。去年は寒い冬でした。その前に見たときも寒い冬だったような気がします。
暖冬と思っても寒いことには変わりなく、放っておくと部屋に籠もってどんどん運動不足になりそうなので、カメラを持って近くの山に行ったりしています。
山には、赤い実がたくさんあって、足下にも落ちていたりします。今年は実が豊富なのでしょうか。そういえば、去年、家のナンテン、一月にはヒヨドリに全部食われていたのに、今年はまだたわわになっています。
山ではいつものヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、の鳴き声がしています。鳥影を追うとエナガやメジロばかりです。いつも裏山でよく聞くウグイスの地鳴きさえ今年は少なく感じます。
1月も末になってしまいました。60歳になって初めて迎えた正月、いろいろ思うこともあったのですが、結局何も出来ずにいます。これまで広げる一方でしたが、これからは少しずつ整理整頓していく必要を感じています。
前回はクラシックの飛び入りで途切れたジャズレコードのマイコレクション、棚に並んでいる順番で行くと、次はバド・ジャンクになるのですが、これはほとんど聞いていないので飛ばします。
ところで、この間、ふと気づいたのですが、ABCの順番に紹介する場合、私は便宜上名前のABC順に並べているのですが、私が持っているジャズ人名辞典や図書館などでは、名字のABC順になっています。どうやらこっちが正式のようです。
その伝で行くと、今回のビル・エバンスはBではなく、Eで紹介しないといけないことになりますが、もう今の順序で始めてしまいましたし、こちらの方が感覚的になじむのでこのまま続けさせてもらいます。
ビル・エバンスのレコードは当然一枚ではありませんが、やはり一番最初に買ったのは、ご存じワルツ・フォー・デビーでした。やはりこれははずせませんが、曲はお気に入りのマイ・フーリッシュ・ハートにします。
レコードとは違う演奏をYouTubeで見つけてしまいました。ビル・エバンス、うつむいて演奏してますが盤面を見ている訳じゃないですね。まるで修行僧か哲学者みたいに禁欲的に、ベースやドラム、自分が弾き出すピアノの音に意識を集中させています。
関東地方で、雪の降ってた時間は短かったですけど、
一瞬「ここは雪国なのか?」って、思った程ですよ(大袈裟!)^^;
by yukky_z (2012-01-27 21:38)
一枚目、とても趣きのある橋ですね。
写り込んでいる光と影に奥行きを感じ、つい歩いてみたくなりますね。
僕もそろそろと思いながら、なかなか・・・
こちらも積雪はなく粉雪がちらつく程度です。ここのところ何度か自転車で通勤してみましたが、走りはじめは冷たいものの、すぐに体が温まっていい感じです。冷たいけれど澄んだ空気感が気に入っています。
by b.b.mk2 (2012-01-27 22:09)
yukky_zさん
こんばんは
テレビで見ると歩道が白くなっていたので、
そちらとしては降った方なんでしょうね。
雪が降ると見慣れた景色が変わるのがいいですね。
通勤とかはいやですが。
by そらへい (2012-01-27 22:16)
b.b.mk2さん
こんばんは
氏神様に架かる石橋です。
普段は人気のない静かなところです。
寒いのでつい、引っ込んでしまいがちになりますが
出てしまうと、冷たさよりも眼に写るいろいろなものに奪われますね。
自転車は風が冷たいですが、走っていると本当に身体暖まりますね。
止まってもしばらくぽかぽかしていて、夏とは反対に気持ちいいです。
by そらへい (2012-01-27 22:19)
そらへいさん、こんばんは!!
寒さ厳しく、、、”頬が切れるような痛さ”です。
嬉しいですね、、、タイトル「ジャズ」、、、、初心者ですので、B・Eどちらでも通じます。(笑
ほんと、ビル・エバンスは哲学者のようですね、一音一音が生き生きと!
何より、ドラム・ベースが対等に聴こえて来ます!・・・枯葉も良いですよ!
by プリウス (2012-01-27 22:26)
そらへいさん
こんばんは。
今年の冬は寒く感じます。私の地方は雪は平年並みですが、空気が染み渡るように感じます。
そらへいさんの写真にも写っていますが、今年は野鳥が例年よりも多いようです。やっぱり寒いのでしょうね。
いつも、金曜の夜はジェットストリームを聴いているのですが、そらへいさんの文章を読んでビルエバンスのWe will meet againを引っ張り出しました。寝る前に聴いて、明日は少し寝坊しようと思います。
by something (2012-01-28 00:46)
高校2年生の時、水戸のジャズ喫茶Sound&Fury〈今でもあります〉に通いだしたころ、好きになったのがビル・エバンスでした。店主はマイルス好きでしたが、当時の僕には少々とっつきにくい感じでした。
by cafelamama (2012-01-28 08:37)
ご無沙汰しております
PVのテイクのワルツ・フォー・デビーを暫くの間
ウォークマンに入れて地下鉄の中で良く観て
聴いていました。
スコット・ラファロさんも強力でした・・・
大分冷え込んできましたね。
来週はコチラの平野部でも雪が降るとか・・・?
by Studio-Oz (2012-01-28 09:07)
プリウスさん
こんにちは
そちらはもっと寒いでしょうね。
1月末から2月にかけていちばん冷え込むときに
暖冬か?と聞くのもピントずれてましたね。
ビル・エバンス、中でもワルツ・フォー・デビー
ジャズをちょっと囓った人なら知らない人はいないくらい有名ですが
エバンスが演奏するスタイルがわかるこの映像は、貴重ですね。
by そらへい (2012-01-28 10:14)
somethingさん
こんにちは
今頃はとくに冷え込みが厳しいですね。
野鳥はいるのですが、去年ほど種類、出会えないのが残念です。
ジェットストリーム懐かしいですね。
おおさわたかおさんのナレーションで今も続いているんですね。
FMーTOKYOはこちらでは聞けないのですが、
今は、ラジコという便利なソフトがあって、
チューナーではなくネットで聞けます。
なかなかその時間まで起きていることが少なくなりましたが
今度、枕元でスマホからでも聞いてみようと思います。
by そらへい (2012-01-28 10:21)
cafelamamaさん
こんにちは
今も、続いておられるジャズ喫茶、貴重ですね。
Sound&Fury
私が持っている季刊ジャズ批評別冊「ジャズ日本列島」に載っていますね。
昭和51年発売の本でその頃店が出来て6年目だそうです。
オーナーは塙耕一さんで地図を見ると水戸の駅前なんですね。
この頃のマイルス・デイビス、エレクトリックマイルスだったのでしょうか。
by そらへい (2012-01-28 10:31)
Studio-Ozさん
こんにちは
外の景色も見られない地下鉄の中は、
電車通勤の中では味気なさいちばんと思うのですが
今はウォークマンやipodなどに好きな音楽だけでなく
動画なども入れて楽しめるので良いですね。
エバンスのこの映像をずっと見続けていたら
何か迫ってくるものがあるような気がします。
by そらへい (2012-01-28 10:34)
こんにちは!
(わたしのブログへ 笑)コメントありがとうございました。
「八日目の蝉」ですが、わたしもドラマを先に観ておりまして。
で、映画を観たら、もう天と地ほどの違いです。
映画の方は、映像の作り方、俳優のパフォーマンスの引き出し方・・・・。
一級品の映像作品となっておりました。
DVDでも十分に楽しめますよ!
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2012-01-28 17:18)
いつもniceや書き込みありがとうございます。
大阪もナンテンの実が残ったままです。
ヒヨドリも今年は来ていないのでしょうか。
by ski (2012-01-28 17:57)
あ、ほんとでやすね!
鍵盤見ないで 精神集中!って感じでやすね(◎o◎6~♪
てか、非常~に恥ずかしながら、レコードの音との違いが解りやせん(ToT)
by ぼんぼちぼちぼち (2012-01-28 19:46)
こんばんは。
ビル・エバンスいいですね。もう、どんな曲だったかもまったく覚えてませんが、中野のブロードウェイのJAZZ喫茶でバイトしていた頃よく聴きました。いや、よく、かけました。(懐
by sigedonn (2012-01-28 20:33)
RUKOさん
こんばんは
テレビドラマでも、コマーシャルがないせいか
なかなか異色で面白い仕上がりに思えたのですが
それよりもまだ天地ほどの違いとは
映画館、せめてDVDでも見てみようと思います。
ちなみに映画館、60歳から1000円なんですよ。
by そらへい (2012-01-28 21:31)
skiさん
こんばんは
去年でしたか、山に動物の実(どんぐりなど)がないと言われたのは。
今年は、ドングリも赤い実もたくさんあるようです。
今年は豊作なのか、それとも取りに来る野鳥が少ないのでしょうか?
by そらへい (2012-01-28 21:35)
ぼんぼちぼちぼちさん
こんばんは
どちらも同じライブ演奏ですが、私にはレコードの演奏の方がメロディアスに聞こえます。また、心なし録音のバランスが良いように感じます。
いつもレコードやCDで聞き慣れて耳になじんでいるせいかもしれませんが。
またレコードの方の録音には、食器が触れ合う音やざわめきが入っていて、いっそうライブ感をもり立ててます。
by そらへい (2012-01-28 21:55)
sigedonnさん
こんばんは
中野ブロードウェイのジャズ喫茶でアルバイト?
「ビアズレー」でしょうか。
あそこは私のマイホームジャズ喫茶でした。
http://sorahei-s.blog.so-net.ne.jp/2007-10-17
大変硬質な室内の中央にパラゴンがあって、
低音がずしんずしんと腹に響きました。
by そらへい (2012-01-28 22:04)
最初、音が繊細過ぎてインパクトが感じられなかった
ビル エヴァンスですが、繰り返し聴いている内に、
その凄さが分かってまいりました。
真夜中に、集中して聴きたくなりますね。
by たいへー (2012-01-29 09:34)
たいへーさん
こんにちは
ビル・エバンス噛めば噛むほど味が出てきますね。
中でもレコード、ワルツ・フォー・デビーは
聴きやすく乗りが良いと思います。
マイフーリッシュハートは、レコード.CDの冒頭の曲で
特に馴染みがいい気がします。
それに比べるとYouTubeの演奏は本当に哲学的に感じます。
映像の印象もあるのでしょうが。
by そらへい (2012-01-29 11:50)
流石、きちっと管理されてるんですね!
探されるのは、そらへいさん自身ですから、わざわざ図書館方式に改める必要はありませんね。
by 駅員3 (2012-01-30 13:34)
駅員3さん
こんばんは
自分のレコード棚の並べ方、以前図書館式にあらためようとしたのですが
使い勝手が悪く、この方式に戻した経緯があります。
ただ、ブログで順番に紹介するときに、気になったもので・・・
by そらへい (2012-01-30 20:12)
1枚目の写真、黒澤映画に出てきそうな場面ですね。ちょっと幻想的でもあり。
こちらも今年は暖冬ですね。いまの時期にしてはマイナス気温の日が少なく、春先のような日もあってちょっと怖いです。鳥や生物は自然環境に正直でしょうからねえ。なにか不穏なことが起きなければいいのですが。と、変な心配はしない方がいいですね(笑)
ビル・エヴァンス、ルックスからして禁欲的なムードですよね。そして改めて映像をじっくり観ると、指が綺麗で長〜いですね。小指ですら私のひとさし指くらいありそう。
by FUCKINTOSH66 (2012-01-31 10:19)
FUCKINTOSH66さん
こんばんは
家の裏の鎮守の森、社に繋がる石橋です。
この記事をアップするタイミングが悪くて、日本列島はここのところ
連日寒波に見舞われてます。
私たちの所は冷え込むだけですが、日本海側は大雪で
平成18年の大雪に匹敵しそうだとか言われてます。
去年は、地震に豪雨、これで雪の被害も出たりしたら、
日本は踏んだり蹴ったりです。
本当にエバンスの手大きくて指長いですね。
グランドピアノの鍵盤が小さく見えてしまいます。
by そらへい (2012-02-01 21:28)
himanaoyajiです、
温かいお言葉ありがとうございました。
手術は無事に終わりました。(^-^)/
写真撮りに行くにはしばらく時間が必要です。
時々お邪魔します (^-^)/
by himanaoyaji (2012-02-03 10:00)
himanaoyajiさん
こんばんは
手術でしたか、無事済んでよかったですね。
何事も治りかけが大切、
治ったら、写真はまたいくらでも撮れると思うので
それまでゆっくりじっくり養生してください。
by そらへい (2012-02-03 19:38)
学生時代はもっぱらビッグバンドだったのであまりビル・エバンスを
聴くことなかったのですが、学生の終わりの頃亡くなられたのを
鮮明に覚えています。
丁度同じころアートペッパーもカウントベイシーも亡くなり、
立て続けのショックだったような記憶があります。
もう往年の巨人たちはほとんど残っていませんね~
by tromboneimai (2012-02-04 05:03)
マイ・フーリッシュ・ハートの演奏はやはりエバンスですね
それもビレッジバンガートのライブ、ワルツフォーデビーの
あの一曲目がたまりませんね
あの研ぎ澄まされた音、静かなるスコット・ラファエロのベース
無人島へ一枚だけCDを持っていけるが・・といわれたら
間違いなくこれを持っていきます。
by ken (2012-02-04 18:01)
tromboneimaiさん
こんばんは
カウント・ベイシーが京都へ来たことがあります。
ベイシーは二度目でしたが、かなり高齢でもう最後かも知れないと
思われたのでコンサートに行きました。
彼は車椅子に乗ってましたが、ピアノのあの明るい音色は健在でしたね。
それから数年後に亡くなりました。
今、残っているビッグネームというと、ソニー・ロリンズくらいでしょうか。
by そらへい (2012-02-04 18:37)
kenさん
こんばんは
アルバム、「ワルツ・フォー・デビー」の冒頭の
マイ・フーリッシュ・ハートは私も大好きです。
何度聞いても良いなぁと思いますね。
確かに音もクリアですし、愛らしく仕上がっている気がします。
YouTubeの演奏は、少し趣が違いますね。
演奏の方も哲学的に聞こえます。
by そらへい (2012-02-04 19:57)