人生の並木路 [その他]
先週と同じフレーズですが、雨が降りませんね。梅雨はどこへ行ったのでしょう。梅雨入りの発表があった時だけ少し降りましたが、その後雨らしい雨がありません。
しかもただ雨が降らないだけではありません。ここ数日の気温はまるで梅雨が明けたかのような上昇ぶりです。
気圧配置を崩して梅雨前線を刺激してくれるかと思った台風は、いつの間にか太平洋上で熱帯低気圧になってしまいました。雨は来ず、真夏のような暑い日だけがやって来ました。
川の水が激減して痩せさらばえた動物の身体のように細く筋張ってます。これでは釣りができないと釣り好きの人は嘆きます。水量が少なすぎて鮎も川を上れないそうです。
早い梅雨入りの発表があったのでよけい空梅雨に思えますが、あれは間違いでむしろ、梅雨入りが例年より遅れていると考えれば少し納得できるかも知れません。
我が家の畑です。初めて今年トマトの畝に雨よけをしました。皮肉なことに雨が降りません。この雨よけが、雨を弾いたのはまだ実もついていない頃一、二度だけです。なんとなく笑わせる話です。
私達の所ではまだ田んぼの水の心配まで聞こえて来ませんが、畑の水やりの手間は半端ではありません。しかもいくら水を汲んでも天から降ってくる雨には敵いません。ナス、キュウリ、サトイモなどが心配です。
夜の8時過ぎですが、我が室内の温度は29.8度。30度はかろうじて免れていますが熱帯夜は軽くクリアしています。
関東地方はここ数日、雨が降っているそうで羨ましいですね。今夜のニュースではこの辺でも明日は待望の雨が降ると言っていました。お昼ごろの数時間という予報、果たしてどれくらい降るのか、期待しないで待ちましょう。
泣けば幼い 二人して
故郷を捨てた 甲斐がない
父は20歳の頃すでに両親を亡くし、9歳離れた妹と二人っきりでした。この歌の兄妹と重なりあうのです。ただ違うのは父は故郷を捨てたことはありませんでした。ずっと生まれた所で親戚の世話になりながら暮らしていたのでした。
もっとも私の場合は、この歌を東京でひとり暮らししていた時、よく口ずさんでいたような気がします。「泣くな自分よ、自分よ泣くな、泣けば・・・故郷を捨てた甲斐がない」などと。
YouTubeの演奏は、たいへーさんも嵌っているspレコードのようです。音は悪いのですが、後年の綺麗な映像と修飾した歌い方より、こちらのほうが合っている気がして取り上げました。