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MR-411再生計画2 [オーディオ]

 発注後、1.2日でベルトが到着しました。2000円に郵便代引き手数料だから、たいした出費ではありません。このサイズで合っていたら、予備もそのうち購入しておこうと思います。

 さっそく装着して試運転です。ターンテーブルの内側の円周に撒いたゴムをちょっと引っ張って、プーリーに引っかけるだけなので、ひどく簡単で原始的です。モーターの回転は確認してあるので、当たり前ですがターンテープルはゆっくりと回り始めました。

 

 

 

 回り出してすぐ気になったのは、ごく低くゴーと何かがこすれるような音がすることです。何回かスイッチを入れたり切ったりしても、音は止みません。オイルが劣化しているのだと思うのですが、このオイル注入口からどんなオイルを入れていたのか記憶がありません。単にミシン油でよかったのかどうか。

 

 

 

 次は回転数が合っているかどうかのチェックです。正確にはストロボスコープで見ないといけないのでしょうがありません。大幅に違ってなければよいかと言うことで、単純に3分で100回転を確認することにしました。結果は二回計って、100回転、2分58、9秒ほどです。わずかに速いのですが、許容範囲ではないでしょうか。

 さて、その辺に転がっていたオーディオケーブルを持ち出し、いったんDENONの57Lには退いてもらって、アンプと接続です。カートリッジは57LにつけているシェアーM44Gをシェルごと移植しました。

 接続も終えて電源を入れてみるといきなり凄いハム音で驚きました。プレーヤーにもアンプのフォノ側にもアース端子があるのに、無視していました。DIYでアース線買ってきてやり直しです。

 これで大きいハム音は収まりました。しかし、アンプのボリュウムを9時より上げると、小さなハムが聞こえてきます。

 とりあえず、ボリュウムを9時以降に上げないでレコードをかけてみることにしました。ゼロバランスを取って、針圧をかける方法もう忘れています。勘でやったら軽すぎるらしく音飛びします。仕方ないので、音が安定するところまで針圧を上げました。

 初めはどうでもよいレコードをかけたのですが、レコードの状態が好ましくないせいか、音が割れたりして不安定です。

 試しに「アート・オブ・ペッパー」をかけてみたら、これは美事再生してくれました。DL-57Lで聞いたときと遜色ないように思ったのですが、ほとんど同じ構成、ベルトドライブとダイレクトドライブの違いだけなので、音の違いわかりませんでした。

 ハムには、悩みました。あれこれ試しているうちカートリッジの近くに物があったり手を持っていくと、ハム音が大きくなることがわかりました。で、一度カートリッジをトーンアームからはずして、接続し直したらハムが止まりました。

 

 

 これで準備はオーケーですが、一つ抜けていることがあります。この計画を思い立ったとき、プレーヤーやアンプの新しい配置まで考えて、はたと気づきました。私のアンプ、フォノ入力端子は一系統しかありません。LUXのL-504なら2系統もあるのに、時代の違いですね。

 フォノイコライザーを新しく購入しないとこの計画は成り立ちません。それからモノラル専用カートリッジも調達の必要がありますし、出来ればこの際、針圧計も欲しいところです。

 どの一つも今回の計画には抜けてはならないものばかりですが、お金もいりますし、どこのメーカーの何にするかを含めて只今思案中です。

 


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