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そらへいの憂鬱 [音楽(ジャズ)]

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 一回休みと言うことで、今週は出て参りましたが相変わらずぱっとしません。秋だからでしょうか。

 ブログを休んだこの一週間、やたら落ち着いてみたくて、出来るだけパソコンを開かずに本を読んでみたり、筆ペンを持ち出してさぼりがちの習字をやってみたり、懐かしいレコードを久しぶりに聴いてみたり・・・

 こういうのは一種のデジタル疲れなんでしょうか。見回してみると私の回りは、デスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートフォン、デジタルカメラ、液晶テレビとデジタルだらけ、音楽までもipodです。

 いつも重宝することはあってもその存在を疑わないデジタル機器たちなんですが、ふとパソコンがなかったらもっと落ち着いた生活が送れるのではないか、パソコンが当たり前の世の中になって、便利になった反面、失ったものも多いのではないかなどと思うこのごろです。

 そんなことを思うのも身体と心のバランス感覚が働いて、デジタル一辺倒の生活に警鐘を鳴らしているからでしょうか。それとも単なる疲れ・・・

 そういえば、いいわけでもないのですが、つい2.3週間前のso-netの重さには閉口しました。とくに夜10時前後がひどくて、何度も投げ出して寝てしまいました。私だけかと思ったら皆さん訴えておられますね。niceとコメントで二度待たされます。これで少し挫けてしまいました。

 有益なことに時間がかかるのは仕方がないことですが、ただ送信完了を待つだけに時間を消耗するのは、何となく疲れます。So-net以外のブログがスムーズに画面切り替わっているだけによけい不毛感を感じます。

 

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 今、読んでいる松本清張「半生の記」です。以前読んだはずなのですが、ほとんど覚えていないので読んでいないのと同じです。

 若い頃の苦労が淡々と述べられています。一人っ子として生まれ、生涯を通じて両親から、また、自分の妻子から束縛されたことが語られるとき、失踪したり出自を隠して生きる彼の小説の主人公たちへの思いがだぶります。


 このレコードSILVER'S BLUEmuzikさんのブログで拝見して懐かしくなって引っ張り出しました。20代の頃、唯一持っていたホレス・シルバーのリーダーアルバムです。ホレス・シルバーがCBSで録音したのはこれだけだそうです。またCBSとしては珍しくモノラル盤です。

 muzikさんは「夜は千の眼を持つ」を選んでおられましたが、私はアルバムタイトルになっているシルバーズ・ブルー(シルバーの憂鬱)です。ちょっとシルバーにしては、重くてしっとり来ます。

 ドナルド・バードのトランペットが懐かしく感じられるのは、当時よく聞いていたから、それともジャズ喫茶でよく聞いたハードバップだから。

 吹ききらないところが魅力のハンク・モブレーも木訥とした味を出していますね。シルバーのピアノは、いつも以上に粘った感じでタイトルの雰囲気をよく出しているように思います。

 

 ※60歳になることばかり考えて、60歳になったらどうするかということをすっかり忘れておりました。60歳になったらと先延ばしにしていた問題をつい最近思い出しました。この問題をそのままにしておくことが私を憂鬱にします。

 今後、更新が不定期になるかも知れません。また、皆さんのブログへの訪問も気まぐれ、滞りがちになるかも知れませんが、またいつもの病気が始まったとご容赦願います。

 ブログの魅力は交流にもあるのですが、so-netの重さも気になりますので、しばらくコメント欄閉じさせて頂きます。どうかよろしくお願いします。

 


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