今年も・・・ [音楽(ジャズ)]
私たちのところでは、門付けをして回る風習がいくつか残っています。そのひとつ、伊勢神楽の獅子舞が今年もやってきました。獅子舞が我が集落に訪れる頃は、毎年今頃の寒い時期、あまり晴れた記憶がありません。今年も雪こそ降らないものの、どんよりした冬空が広がる午後でした。
ここまで書いてその先が進みません。記事の下書きはいくつかあるのですが、下書きはあくまで下書きです。それを仕上げるエネルギーがなかなか湧いてきません。
so-netでブログを立ち上げる前、プロバイザーぷららのブローチというブログを続けていました。その頃のブログ仲間パパボンさんの情報によるとブローチが始まったのが2005年の12月だったそうです。私も立ち上げ当時から参加していたので通算すると9年になると思います。
そのブローチがこの3月で終了するそうです。NECが運営していたビッグローブも身売りするニュースを聞きました。一時期、大ブームだったブログも10年以上が過ぎてそろそろ曲がり角に来ているのでしょうか。
私は、ブローチの前にココログで最初のブログを立ち上げたので通算すると10年以上になると思います。当初は発表できる場があり、コメントまでいただけてすばらしい世界が出来たものだと嬉しくて毎日更新していたものですが、さすがに十年、世の中の動きはともかく、私の中ではマンネリ感が広がってます。
そんなことを書こうかどうしようかと思いながら、獅子舞の写真をアップしていたら、ふと気になって去年の記事を振り返ってみました。ちょうど同じ頃、伊勢神楽のことを記事にしています。そしてその最後に、ブログの更新を週刊金曜からいい加減金曜に変更すると言ったことを書いています。
と言うことは毎年今頃、スランプに陥っているのかも知れません。去年はその後、2月をおおかた休んで得心したのか、その後は、月一回程度の休みでほぼ金曜更新続けていたようです。
今年がどうなるか分かりませんが、出来るだけ無理やり金曜更新を辞めて、書きたいこと発表したいことがあったら更新していきたいと思います。その結果、今までより更新の頻度が落ちるかも知れませんが、よろしくお願いいたします。
三上山(近江富士)へ [旅]
正月気分も冷めやったある晴れた日、以前から実行したいと思いながら出来ていなかった山登り、急に思い立って出かけてきました。
登ったのは写真の真ん中にあるこんもりした三角形の山です。三上山と言います。形が富士山に似ているので通称近江富士と呼ばれています。遠くに白く光っているのは琵琶湖の反対側にそびえる比良山系です。
もっとも私が登った三上山は高さが432メートルしかありません。我が裏山と変わらない高さです。登山道はいくつかのコースがあるのですが私は花緑公園方面から上がりました。行程は約1.5キロです。
若い人だと40分ほどで上がってしまうそうです。私も裏山と同じくらいの高さなので、ほとんどハイキングのつもりでした。出発もお天気を見て急に思い立ったせいもあって午後でした。
しかし登ってみると、道がなだらかだったのは始めだけでした。山道はあまりうねらずにまっすぐ頂上に向かっていたので思ったより急でした。
初めはウグイスの地鳴きに誘われてカメラを構えたりしていたのですが、やや単調な山道が続くので次第に不安になってきました。短い冬の日、帰り道が気になりました。
休憩なしに一気に上がろうとしましたがさすがに息が切れて、何度か立ち止まります。お茶を飲んで一息入れたかったのですが、またしても持ってくるのを忘れていました。仕方ないので降りて麓のコンビニでコーヒーを飲むのを楽しみにまた歩を続けました。
頂上付近には先日の雪が残っていました。
山頂です。
見晴らし台には小さな社がありました。毎日お参りしている人があるのか、花差しにはようやく咲き出したスイセンが飾られていました。
小学生の頃、バス旅行でこの山のそばをよく通りました。そうすると決まってバスガイドさんがムカデ退治の昔話をするのでした。
お天気が良くて展望は気持ち良かったですね。ただ、あまり野鳥の鳴き声がしない山で、しんどい思いをしてカメラを持って上がったわりには成果はありませんでした。
一休みして下山です。当たり前の事ですが山道は登るのはしんどいだけですが、下りは危険ですね。何度か足が滑ったり木の根っこにひっかかって転びそうになりました。
帰り道の途中にあった天狗岩、どこが天狗なんだろうと角度を変えてみると
なるほどとんがって突きだした岩が天狗の鼻に見えなくもありませんね。
麓に降りるともう4時を過ぎていました。公園は上がるときにはたくさんの親子連れの姿が明るい日差しの中にあったのに、影になった広場には人影もなく、裸の木々の間をヒヨドリの姿だけが飛び交ってました。
年明け10日 [音楽(ジャズ)]
年が明けて10日が経ちました。今朝は今年初めての降雪、と言ってもすぐ溶けるわずかな雪でした。比較的穏やかなお天気だった年末年始も過ぎ、世の中は次第に平常モードに戻りはじめているのでしょうか。
新しい年が明けて数日経ったある日のこと、私は何となくやるせないような寂しい思いにとらわれました。普通、正月が過ぎて行くのが寂しく思えるのは子供の頃ですが、年老いた私は年末の事を思って寂しい思いにとらわれました。
皆さん、それぞれブログでも一年を振り返ったりされていたようですが、私は慌ただしく落ち着きのない年末を過ごしてしまい、そのことがひどく悔やまれました。別に紅白歌合戦を見なくても構いませんが、せめて大晦日、一年間来し方をあんな事があったこんな事があったとゆっくり振り返ってみたかったものでした。