5月あれこれ [日々]
4月は珍しく出かけることが多かったのですが、月が変わって5月はまた元のように近く回りをウロウロしているそらへいに戻っています。
陽気が良くなってきて外での用事が増えてきました。草刈り、夏野菜の植え付け、田植えとここのところバタバタしています。皆さんのところへの訪問も滞りがちです。
先週は営農の田植えでした。お天気は良かったものの風の強い日で、帽子を飛ばされたり風に煽られて田んぼに落ちそうになったりしました。
今年は田植機が更新されたので、作業はスムーズと言うかハイピッチで進み、予定より一時間早く植え終えることが出来ました。ただスピードが上がった分、苗渡しなどの補助作業は追われる始末、結構忙しかったです。一日中、しゃがんだり立ち上がったりする動作の繰り返し、翌日は案の定、太もも裏が筋肉痛に見舞われました。
単調な補助作業の合間、畦際の野草や飛び交う野鳥が気になったりしますが、他の人の手前、作業をサボって写真を撮るわけにも行きません。後日、日を改めてカメラを持って出かけました。
タガラシ 山で見るキツネノボタンに似ていますが田の畦なのでタガラシかと。
ムカシトンボ? 夏日の暑い日だったからでしょうか、もうトンボです。
麦畑でも水田の畦でもヒバリがひっきりなしにさえずっていました。
昼前の上りの電車が天井側のトンネルに吸い込まれていきました。
両親や昔の人達は、野良仕事に時計は持ってきませんでした。電車(当時は汽車かジーゼル機関車)の行き来で時間を計っていたのです。お昼前の電車が通ると、母たち女の人は早めに仕事を切り上げて昼飯の支度に帰ります。父たち男の人は、支度ができるまで野良仕事を続けてから帰りました。
私も昼前の電車を切りに家に引き上げることにしました。
家に帰ってくると、なんと一羽のヒバリが迎えてくれました。苦労して田んぼで撮ったヒバリよりずっと手前で撮ることが出来ました。