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雪景色 [日々]

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 今日はブログをお休みするつもりだったのですが、未明からの雪が降り止まず、いつの間にか近年では珍しい大雪になりました。

 しかし、積雪と言えば先週の関東地方の大雪の方が印象的です。東京では27センチの積雪で40年ぶりの事だったそうです。ブログでもたくさんの方が雪景色をアップされていました。

 私たちのところでは、先週は5センチ余りの積雪で済みましたが、今日はお隣の奥さんの計測では20センチもあったそうです。先週の東京には敵いませんが、こちらでもここ数年では多い方です。

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 もの皆埋もれています。

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 ナンテンの枝は強いんですね。こんなにしなっても折れないで、雪が溶けると何事もなかったかのようにすっと立ち上がります。

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 今年はヒヨドリの被害を免れてまだ実があります。

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 これはロウバイでしょうか。雪景色に合わせて露出を+にしたまま撮ってしまいました。こういう写真はアンダー気味の方がいいですね。

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 桜が一足先に雪の花を咲かせていました。

 家の裏、休耕地あたりは一面の雪景色です。長靴を履いて出てみるとそこからご近所の裏庭が見渡せます。庭の木々に動く鳥影が見え、鳴き声が聞こえてきます。

 声に誘われて、カメラを持って近づいていくとカメラを構える間もなく、鳴きながら飛んで行ってしまいました。大きな鳥影はツグミだったでしょうか。

 電線の上ではスズメが音符並びをしています。チッ、チッと短く舌打ちするように鳴きながらあっちこっちと飛んで回っているのはホオジロです。灰色一色の静かな雪景色、珍しくカラスやヒヨドリの姿がありません。

 冬になると野鳥をブログでアップされている方をたくさんお見かけします。皆さんお上手で、いっこうに上達しない私は恥ずかしい限りですが、今年もルリビタキに出会えたので証拠写真を一枚アップしておきます。

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 おまけは別の日に撮ったアトリです。

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年の瀬雑感 [日々]

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 今年も年末恒例の寺勘定がありました。お寺の年末檀家総会です。ここで年間の行事の報告とか会計報告があります。私は今年その進行役に当たっていたので、済むまで少し気が重い日々でした。

 大きなお寺なら、私など生涯当たることの無い役ですが、檀家の少ない小さいお寺なのですぐ役が回ってきてこれで二度目です。何度してもそれなり緊張感はあるものです。

 無事済んでほっとしていたら、クリスマスです。クリスマスと言っても、もはや何の感慨も抱かなくなって久しいのですが、孫のプレゼントを買うのをうっかり忘れていました。

 当てにしていたお店へアンパンマンの掃除機を買いに行ったら売り切れていて焦りました。他の店を何軒か探しながら、そういえば昔もこんな事があったなぁと思い出しました。

 子供たちが小さかった頃、サンタさんにお願いしたプレゼントをサンタに変わって買いそろえるのはなかなか大変でした。仕事帰りや合間に、お店を回るのですが、人気商品はなかなか見つけられないことがありました。

 時の経つのは早いものです。サンタさんへのお願いをなかなか教えてくれなくて親を困らせた娘が、今や一児の母です。アンパンマンの掃除機は、幸い某量販店で山積みされているのを見つける事ができました。

 

 そう言えば、ついこの間買ったばかりと思っていた五年連用日記、残すところあと一年になってしまいました。

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 年末の風物のもう一つは年賀状です。これを出してしまわないことには落ち着きません。昨夜からはじめて、今日やっと投函することが出来ました。例年と同じかやや遅めと言ったところでしょうか。

 パソコンで年賀状を作るようになったのは、ウインドウズ95の頃、まだ印刷やプリントゴッコの賀状が大半だった頃でした。勇んで作ってましたが、プリンタの性能も低く、インクジェット用年賀状もありませんでした。

 それでもパソコンで年賀状を作ると見栄えが良い上に住所録管理が楽になります。そのまま、ほぼ自動で年賀状を作成してくれます。そして今や、我が家に届く年賀状、パソコンプリント以外の年賀状を見つけるのが難しいくらいです。

 そんな中でインパクトのある年賀状というと、宛名が毛筆でしたためられている賀状です。そこで私もまねしてみることにしました。年賀状を書くためではないのですが、何年か前から筆ペン習字をはじめていたので、その成果を試すために挑戦してもう4.5年になると思います。

 もともと私は習字の心得がまるっきりありません。学校で習う習字は大の苦手でした。筆ペン習字と言っても、適当にテキストを買ってきて我流で勉強しているだけです。

 はじめた一年は毎日30分ずつ続けていましたが、さすがに飽きてきて今は週一回30分程度です。はじめた頃に比べれば多少上達しているように思いますが、なかなかすらすらとは書けません。

 それでも少し上達しているだろうと思っていたのですが、今年宛名を書いてみてほんとうにがっかりしました。上達しているどころか停滞、あるいは退化しているのではと思えるほどのできでした。

 元々才能が無いのか、テキストを見てなぞるだけの我流の練習に限界があるのか分かりません。毎年私の年賀状を受け取る方は、きっと、相変わらずだなぁと思っていることでしょう。

 

 そんなこんなの年の瀬、今年も残すところあと4日となりました。今夜は予報通り、冷たい雪が降り出しています。当地では初雪となります。

 賀状を投函すると、年末のもう一つの風物、大掃除が待っています。妻に尻を叩かれながら、この寒さの中、今年は何を仰せつかるのでしょう。

 おっと、その前に自分の部屋の掃除をやらないといけませんね。のんびりしたお正月を迎えるためにはいくつもの関門をくぐらないといけないようです。

 今年も一年間お世話になりました。皆さん良いお年をお迎えください。

 

 

 


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タイヤ交換 [日々]

 12月半ばを過ぎて、今年も自家用車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換する時期がやってきました。近畿地方に住む私がそんなことを言うと、北海道や東北など雪国に住まわれている方から、何をたいそうな、どれだけ雪が降るの、と言われそうです。

 私たちのところは近畿の中では寒い方に属すると思いますが、それでも積雪は年に数回しかありません。暖冬の年ですと降っても積もらない事があるのですが、皆さん必ずと言っていいほどスタッドレスタイヤを履かれます。

 たまにしか降らない雪、積もっても10センチとか15センチ程度なのですが、いったん降ると凍結して難渋します。地方の宿命、車がないと通勤も買い物も何も出来ません。以前は通勤の朝、雪が降ると必ず田んぼや側溝に車が一台や二台落ちているのを見かけたものですが、最近はスタッドレスタイヤが普及したせいか、あまり見なくなりました。

 タイヤ交換、毎年の事ながらしんどいですね。重いタイヤを中腰になって持ち上げ、ホイールの穴に嵌めたりはずしたりしないといけないので、いつも腰がおかしくなります。前は自分の車のほかに娘の軽自動車のタイヤも交換していたのですが、今は自分の車だけ、なのにこの疲れようです。毎年同じ時期に同じ作業をすると、体力の衰えがよくわかります。

 スタッドレスタイヤ交換しながら、すでにそのタイヤを外す来春の事を思っています。スタッドレスタイヤの乗り心地はあまり好きではありません。変にふにゃふにゃしてスタートダッシュももっさり、加速も鈍くてブレーキの効きも今ひとつです。

 3月になって車のタイヤをノーマルに戻す頃、春はもうすぐそこです。日差しは明るく柔らかみを増します。その光りの下で青いオオイヌノフグリや地味なヒメオドリコソウがひっそりと咲いているのを見つけるのは楽しみです。

 ぶ厚い服を脱いで四肢を伸ばします。ノーマルタイヤに履き替えた車は息を吹き返したかのように軽快な走りを見せます。これと言って用もないのに遠乗りしたくなります。身も心も解放感を感じる頃です。これから本格的冬を過ごさないといけないというのに、今からその時を待ち望んでいるそらへいです。 

 

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 ところで写真のマイカーは平成11年式の三菱RVRです。よく走りますが燃費は悪いです。ドアが運転席側には一つしかありません。また普通車なのに乗車定員は4名です。いろいろ不便なところもあり、それほど気に入っているわけでもないのですが、買い換える余裕がないので乗り続けています。

 ところがこの車、初年度登録から13年以上経っているので今年から自動車税が約5000円アップしています。そこへ持って、今度の税制改正?で登録12年から18年の車の自動車重量税が増税されるそうです。

 反対に低燃費のエコカーの重量税は軽減されます。その結果、1.5tクラスでエコカーが7500円、非エコカーが30000円、その差なんと4倍です。

 燃費の良い新しい車は税を軽くし、燃費の悪い古い車には増税することによって、買い換えを促進しようと言うことなんでしょうか。大義は地球環境を守るためですかね。エコカーを作るのにどれくらいエネルギーを消費しているのか知りませんが。

 多くの場合、(好んでクラシックカーに乗る人は別にして)買い換える余裕がないから古い車に乗り続けているのではないかと思うのですが、これでは弱いものいじめのような気がします。そうでなくても新しい車、エコカーを買えないために、その減税や様々な補助の恩恵を受けられないことに不公平を感じていると言うのに。

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竹垣もどき [日々]

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 紅葉が見頃になってきましたね。 

 ご近所の紅葉も少し写真に納めたのですが、まずは夏頃から気になっていた玄関脇の竹垣のお話から。

 

 我が家の玄関脇の竹垣、以前植木屋さんにこしらえてもらったのがぼろぼろに朽ち果てていました。生きていたのは二本の杭だけ、あとは何とか棕櫚縄でぶら下がっているだけというありさま。

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 その姿を写真に撮り忘れてしまいました。これがすべて取り除いた残骸です。

 自転車で街道筋を走りながら、それとなくよそのお宅の生け垣を見てみると、生け垣があっても竹垣をされているお宅、案外少ない事に気づきました。

 我が家も古い竹垣を取っ払ってみると、結構植木が生い茂っているのでそのままでも良さそうに思えましたが、竹垣作りこの秋の私のテーマでしたので挑戦してみることにしました。

 

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 まず要所要所に杭を打ち込みます。土は軟らかく簡単に打ち込めましたが、すでに植木が植わっているので根や幹や枝が邪魔してなかなか思うところに立てられません。

 次に竹です。竹は秋の竹が丈夫なんだそうです。しかも我が家にはわずかばかりの竹藪があります。利用するとほとんどただ、杭と縄代だけで経費をぐっと抑える事が出来ます。

 しかし、竹の切り出しの事を思うと面倒さが先立ちました。枝を払い、長さや太さを揃える必要があります。しかもそれだけ苦労して設置しても自然の竹はいずれまた、朽ち果ててしまいます。

 そこで今回は、ホームセンターで見つけたプラスチック製の竹を利用することにしました。横に通す竹は少し太く、縦の竹は細めの物を使いました。これでも劣化はするでしょうが自然の竹より長持ちしそうです。

 

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 まず横に通す竹を杭に繋いで行きます。このときも枝や幹が邪魔するのですが、プラスチック竹は節のないパイプですから結構しなってくれるので融通が利きました。見た目にはやや不自然なしなりを見せているのですが、植木の枝葉が隠してくれます。

 次に出来るだけ等間隔、高さを揃えて縦の竹を横の竹に括りつけます。初め寸法を測ったのですが、基となる杭が歪んでいたり、地面がでこぼこしているので正確な寸法が出せません。最後は見た目でやってしまいました。

 

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 ほぼ一日で思ったより簡単に設置できました。しかしお気づきのように結び目がロープではありません。一応仮止めということでインシュロックで止めています。最終的には棕櫚縄で結ぶつもりなのですが、これが難問題。何を隠そう私、ひも結びが大の苦手なんです。

 子供の頃から靴のひもがちゃんと結べません。蝶結びにしようとすると縦結びになってしまいます。あるいはすぐほどけます。私より若い世代でそういう話を聞いたことがありますが、私の世代では珍しい気がしています。

 このことはずっとコンプレックスになっていて、何度か人に教わって奇跡的にうまく結べたときがあるのですが、またすぐ忘れてしまいます。歌う事が下手なことと同じように、ひも結び、私には才能が無いのではと思っています。

 従ってネクタイの結びも苦手です。畑でいろいろな作物の支柱が必要なことがあるのですが、そんなときも私は二度とほどけない垣結びでごまかすかインシュロックを利用しています。

 そんな私が棕櫚縄で竹垣の結びに挑戦するのは、けっこう無茶な話です。本を見てもわかりません。今は便利な世の中です。YOUTUBEでいろいろな結びの動画がアップされています。

 イボ結び、男結び、竹垣結び、それらを見て何とか私でも出来る結びがないかと今学習中なのですが、何度見ても肝心のところがわかりません。何とかマスターして暮れに植木屋さんが来るまでにちゃんと結んでおきたいなぁと思っています。

 

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 外から見るとこんな具合です。 

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やっと秋 [日々]

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 いつまでも暑かったり、いくつも続けて台風が来た10月もようやく過ぎて、急に寒くなったように感じていたのですが、これでほぼ平年並みの気温なのだそうです。

 ようやく訪れた秋らしい日に、こちらの感性も復活する思いです。まず、読書はこれまで図書館のリサイクル本を読んで済ましていたのですが、俄然読書欲が涌いてきて珍しく新刊本を数冊買い求めました。

 暑いときは何となく流し聞いていた音楽もこの季節になるとしっとりとしみ入ってきます。面倒がらずにレコードをターンテーブルにのせ真空管アンプに灯をともします。ついでにちょっとしたオーディオいじり、たとえばカートリッジの交換とか、システムの小さな変更など、自然と体が動きます。

 知り合いの鳥好きの方が、今年はもうジョウビタキが来ていると言っていたその翌日のこと、自宅裏でヒィッ、ヒィッ、ヒィッ、と聞き慣れた鳴き声が聞こえてきました。 

 桜の枝に小さな鳥影、頭が翁のように白いのはジョウビタキの雄です。カメラを構えます。かなり近いですが今の時期はなかなかじっとしてくれません。そこへもう少し大きな鳥影が追い立てるように侵入してきました。

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 ジョウビタキは瞬く間に飛び立って、我が家とお隣の納屋の間に止まりました。ちん入者は以前からこの辺で縄張りを張っているモズでした。

 

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 彼岸花の頃よく見かけたアゲハは姿を消して、春とよく似たこの季節、休耕地の草むらにはキチョウ、モンシロチョウ、シジミチョウ、ルリタテハなどがひらひら飛び交っています。

 

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 近くの公園のあじさいの花が二つ三つ、狂い咲いていました。そのそばを流れる小川には、お天気に誘われてザリガニがひなたぼっこしています。足音を立てたら、周りの砂を鋏でかき立てながら後ずさりして草の陰に姿を消してしまいました。

 こういう小川にカワセミが来てくれると良いのですが、浅すぎるのでしょうか、ザリガニはいても魚の姿が見えないのが致命的ですね。

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 その傍らにいつものミゾソバです。相変わらず愛らしいですね。

 

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 近くのコスモス畑から種が飛んできたのか、コスモスが一輪

 

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 すっかり熟れたヨウシュウヤマゴボウ

 

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 コムラサキ

 

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 近所の納屋の軒先、ぶら下がっているのが干し柿だったらもう少し風情が出るのですが、最近はこの辺でもすっかり見かけなくなりました。もっとも時期的に少し早いですが。

 今年の畑は、よく水不足に見舞われましたが、ここへ来て立て続けの台風のせいで、畑の土は湿り気十分です。去年暑い時期に移植して何度も枯らしてしまったので今年はもう暑くならない今になってイチゴの苗を移植しました。

 今年の苗から伸びた子苗です。毎年繰り返していると木が弱るのか収量が落ちるので、数年に一回新しい苗を買い求めています。

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 場所が余っているので、イチゴの畝の両側にサヤエンドウと絹さやエンドウの種も蒔きました。豆類を撒いておくと畑によいそうです。豆類は空気中の窒素を土の中にためる効果があるとか。

 畑作業をしている間、胸のポケットに入ったスマホからはお気に入りの音楽が流れています。以前はラジコを聞いていましたが、パソコンにあるitunesのデーターをスマホにインストールすることが出来たので、最近はそれをシャッフルして聞いています。

 ジャンゴ・ラインハルトのギターとステファン・グラックベリのバイオリン演奏の曲が流れているとき、私は畑にいるにもかかわらず、ふっと東京時代の空気に包まれました。おそらく西荻の街にいた頃です。そのときしていた恋愛のこと、孤独だったけれど自由で気楽だった日々・・・

 なぜこの演奏でそんな頃のことを思い出したのか。その頃、私はまだジャンゴラインハルトのレコードは持っていなかったと思います。たぶんほかのよく似た演奏、あるいはその頃見た映画などに使われていた演奏に似ていたのかもしれません。そしていい音楽は、いつも懐かしさを感じさるものです。

 

 

※コメントをいただく皆さんへ

 最近、つまらないスパムコメントが増えています。スパムフィルタを使ってもあまり効果がありません。気軽にコメントいただけないのは残念ですが、承認してから表示する設定にさせていただくことにしました。よろしくお願いいたします。

※追伸

 私の措置に歩調を合わせるかのようにso-netの方で、 ここ数日前から設定の有無にかかわらずコメント欄に画像認識が取り入れられるようになっています。これはどなたのページでも同じなのでso-net全体での措置なのだと思います。これでスパムコメントが無くなるのなら、承認設定はいらないので一度外して様子を見てみます。

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秋の日の夕暮れ [日々]

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 あるものを狙ってカメラを構えていたら、ちょうどフレームにこんな構図が飛び込んできました。何だと思われますか。

 

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 実は田んぼの用水路にもうけられた堰でした。真ん中の四角く切り取られたところは、水面が反射して真四角になって見えます。コンクリートの上の方、白い線が横切っていますが先日の大雨の時、水かさがそこまで来ていました。

 

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 空を見上げると

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 もうツバメは去って鴨が渡ってくる季節なのでしょうか。ただ写真の鴨がカルガモなら、彼らは年中いる留鳥だそうです。

 

つづく


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秋の準備 [日々]

 台風18号が過ぎてもう10日近く経ちました。あれだけ一時にまとめて降ったせいでしょうか、その後は、またぱたりと雨が降りません。今年の雨はオン、オフがはっきりしていて、しとしと優しい雨の日が少ない気がします。おかげで日々の畑の水やりも大変です。

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  いつもぎりぎり慌てて作業することが多いので、今年は少し早めにタマネギの畝を作りました。ついでにマルチもかけてしまいたかったのですが、風が強くてマルチ張りには向きません。後日にすることにしました。

 

 早お彼岸も過ぎて9月もあと少しです。毎日楽しみに見てきたNHK朝ドラ、「あまちゃん」もいよいよ明日で最終回ですね。明日が過ぎるとたくさんのあまちゃんロス、あまちゃん難民が発生するのでしょうか。30日始まりの「ごちそうさん」がうまく拾ってくれるといいのですが。

 

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 お彼岸に裏山入り口にある墓地へ墓参りに行きました。行く途中、水が山から流れ出たのか、木々がひっくり返り、土砂を被って道路にあふれ出した跡がありました。上の写真はよく鳥の写真を撮りにくる墓地近くの桜並木です。

 いつもはここを通って裏口から我が家のお墓にお参りするのですが、今年は台風の影響で通行止めになっていたので、正面から入りました。おかげで今年は六体地蔵さんにもお参りもできました。

 帰り道、歩いて通行止めのところを回ったらひどいことになっていました。

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 この分では裏山も心配です。台風の前に上がったときもあちこちで小さな土砂崩れと落石がありましたが、今はちょっと行くのが恐ろしい気がします。

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桜の枝の上で高鳴きするモズ

 

 続きのページは台風の前に山に上がったときの写真です。9月の10日頃だったので山はまだ秋の準備中と言ったところでした。

つづく


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台風18号後 [日々]

 先週の土曜の深夜から始まった雨は、日曜日一日降り続けて翌月曜の午前にようやく上がりました。それだけの間、降り続けるだけでも大変なことなのですが、とくに日曜の雨は降り方が激しくかつ間断のないものでした。

 二十四時間あまりさんざん降った雨は、とどめを刺すかのように明け方にはさらに激しさを増し、かつ風をともなって吹き荒れ、多くの河川や斜面を襲いました。

 ニュースでは京都の嵐山や福知山の惨状が何度も放映されていましたが、我が滋賀県も京都、福井とともに大雨特別警報が発令されていました。

 近くの集落で避難勧告が出たときは、(全体の状況がわからないので)少しオーバーではないかと思っていたのですが、隣の市では裏山が崩れて亡くなった方もおられました。

 大津市では、大きな川が決壊して多くの方が被災されました。県の北部ではやはり川が決壊して1メートル以上の浸水があったところもあるようです。
 
 普段は比較的平穏な私の周りでも、あちこちで土砂崩れがあり大小の河川が氾濫していました。すぐご近所でも用水路が溢れて部分的に浸水したお宅もあったそうです。

 車で走ると、山の斜面に真新しい赤土が剥き出しになっていたり、河川の至るところで護岸が壊れていました。道路は寸断されて未だに通行止めだったり、片側通行になっているところがあります。斜面が崩れて木々が倒れたり、河川からあふれ出た土砂が道路を覆っています。

 数十年に一度の事だそうです。今年88歳になる叔父に聞くと、過去にこれほどの記憶は無いと言います。今年は、春先から梅雨、夏にかけて少雨でしたので、きっとこの裏があるとは思っていましたが、これほどひどいとは予想していませんでした。

 この台風まで琵琶湖の水位はマイナス20センチあまりだったのですが、台風後一気に1メートル近く水位が増したのだそうです。

 
 もっとも今週のブログ更新が一日遅れたのは台風のせいではありません。ほんとうは台風の前の晴れた日に久々に裏山に上がったので、そのときの写真を並べてみるつもりだったのですが、急遽予定変更したらまとめきれず一日遅れとなってしまいました。

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 我が家の状況はこんな具合です。畑が水に浸かって作物が傾いたりしただけ、風と雨のいたずら程度で済みました。

  台風から早一週間が過ぎました。あちこちで復旧工事が続いています。季節はお彼岸に入って、蕾だった彼岸花が咲き揃い、恒例の百舌の高鳴きも聞こえるようになってきました。

 

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  前回、アナグマがいた椿の木の下で咲く彼岸花。

 

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  こちらは前回と同じ、桜と南天の間です。

 ※今回「つづく」ページはありません。一度記入して記事を削除したのですが消し方がわかりません。あしからず。

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タグ:台風 大雨 被害
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クマ出没 [日々]

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 クマが現れました。庭にある椿の木の下に潜り込もうとしています。

 

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 こんな顔をしています。

 

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 口を開けるといかにもどう猛な感じがしますがクマにしては少し変ですか。周りの木々に対して体が小さいですね。しかも滋賀県にクマはおりますが湖北の方です。南部に属する当地では聞いたことがありません。

 

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 こんな格好で地面を嗅ぎ回っています。正面はこんな顔です。

 

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 クマにしては少し間が抜けてますね。

 実はこれはクマはクマでもアナグマです。正確にはニホンアナグマというのでしょうか。体の大きさは猫くらいです。猫に比べるとずんぐりしていますし、猫ほど機敏には見えません。

 数年前から目撃されて、ハクビシンと混同されていたりしたのですが、最近になって頻繁にあちこちで目撃談を聞くようになってきました。

 ある方は、深夜、物音がするので行ってみたら黒い塊がうごめいていたので、フラッシュをたいてカメラで撮ったのだそうです。しかしアナグマは逃げるどころか、しっかりとカメラの方を向いていたので見せてもらった写真は目が光っていました。

 ご近所でイチジクを採っておられる農家のご主人は悪さをして仕方ないと困っておられました。採られると言うより、せっかく実ったイチジクの実を傷つけられるのだそうです。

 我が家の裏庭でも数年前から、地面のあちこちに鋭いもので掘ったような跡がいくつもできていました。たぶん、アナグマがミミズを捕っているのだろうと言うことでしたが、とうとう白昼堂々と姿を現すようになりました。

 しかも、このアナグマちょっとやそっとのことで動じません。イチジク農家の方が猫よりたちが悪いとおっしゃっていた意味がわかりました。

 試しに石を近くに投げてみたのです。私は野良犬や野良猫、カラスと同じように飛んで逃げていくものと思いました。ところがアナグマは、低いいかにも野生動物といううなり声を上げて威嚇するではありませんか。

 その声に思わずこちらがたじろいでしまいました。アナグマはその後、何事もなかったかのように鼻先を地面につけてあたりを嗅ぎ続けていました。

 まだ人に危害を加えたと言う情報は入っていません。イチジク農家以外、畑の作物をやられたと言う話も聞きません。イノシシやシカ用に囲っている我が畑ですが、アナグマならほんの少しの隙間を見つけて侵入できそうなものですが大丈夫のようです。

 家の中に侵入されても困ります。数年前、我が家の屋根にアライグマが乗っかっていたことがありました。ハクビシンは猫のように機敏で、都会でも住宅に侵入していたりするそうです。

 近年の人の生活の混乱が、このように野生動物を繁殖させ里山に近づけているのでしょうね。

 

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 昨日、今日は蒸し暑かったですね。今日はとくに暑くて近畿地方では猛暑日を記録したところもあったそうです。でも、周りを見渡してみると季節は少しずつ次の準備を進めているようです。

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 毎年、お彼岸にぴたりと合わせてくるヒガンバナですが、今年は少し早めに咲きそうです。

 

 


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墓参り’13~百日紅 [日々]

 この夏は、今まででも十分暑い気がしているのですが、昨日あたりから今夏の本当の暑さがやってきているような気がします。昨日は夕方ほんの少しだけ夕立がありましたが、蒸し暑さは普通ではなかったですね。

 そんな暑さのなか、今年もお墓参りやお盆の時期がやってきました。特に先日は、菩提寺の墓参りが行われました。これはただお墓にお参りして花を手向け線香を上げて拝むだけではなく、毎年決まった日に檀家の家族や一族が集まって、お経を上げてもらうお寺の行事になります。

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 早朝、まだお参りのない境内は静かに訪れる人たちを待っています。毎年、この時期咲いている百日紅の赤が今年も鮮やかです。

 私は今年と来年、お寺での様々な行事を執行する役のお手伝いを任されています。早朝から夕方まで寺に詰めて、お参りしていただく方々の回向を受け、お墓参りの順番をとり、僧侶のお手伝いをしてお墓参りの行事が円滑に進むように段取りしました。

 また、新仏がありましたので、お墓参りが済んだ後から、初施餓鬼(はつせがき)が催されました。僧侶の方々も暑い中大変でしょうが、そのお手伝いをする我々もなかなか大変なことでした。

 もちろん、これらのことは檀家内での行事、我々の先祖から伝わる宗教心の表れなのでしょうが、こういう行事に携わるたびに思うのは、行事や所作が立派であればあるほど、本来の宗教心からは遠ざかっているような気がするのはどうしたことでしょう。

 

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 翌日、整った菩提寺の墓の賑わいを離れて、妻と二人で山の墓地へお参りに行きました。暑くて、鳥の声さえ聞こえませんでしたが、そこには独特の寂しさと、私もいつかここに眠るのだと思う静けさと安らぎがあるように思えました。

 墓地に行く道の途中、最近とんとご無沙汰しているいつもの裏山の入り口、ここでも、墓参りの人を待つように赤と白の百日紅が咲いていました。

 


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